フランスの詩、とりわけ近代詩は、これを無視して私たちの詩を語ることができないほどの大きな影響を日本にも及ぼした。その魅力の源泉はどこにあったのか、それによって私たちの感性はどう変ったのか、時代の流れを追いながら考えてみたい。
日時 2010年5月14日、21日、28日、6月4日(各金曜日・4週連続) 午後2時00分~3時30分
会場 日仏会館5階 501会議室
定員 20名(先着順)
受講料 8,000円(一般)、6,000円(日仏会館会員)
定員となりましたので、申し込み受付は終了致しました。
お申し込み方法:
FAX、E-mail いずれかの方法で日仏会館事務局宛ご連絡下さい。
折り返しFAXあるいはE-mailで受付番号と振込先をお知らせいたしますので、受付日から1週間以内に受講料をお振込下さい。
問合せ・申込み
財団法人日仏会館
東京都渋谷区恵比寿3-9-25
TEL:03-5424-1141 FAX:03-5424-1200
E-mail:
第1回
序章 明治以降の日本におけるフランス詩の受容
上田 敏、永井荷風、堀口大學など
第1章 ロマン派と高踏派
18世紀から19世紀へ(フランスの置かれた特別の位置)
ユゴーに見る全方位性への志向
第2回
第2章 ボードレール(近代の詩的表現)
第二帝政という文化環境
オッフェンバックの風刺と『ホフマン物語』(詩人と異界)
詩人の自己確認とバブルの崩壊
第3回
第3章 マラルメとランボー(近未来の詩的表現)
詩の極点をめざして
ブルジョア社会の中での詩人
第4回
第4章 そして20世紀(予定調和を超えて)
ラフォルグからアポリネールへ
「知性の詩人」としてのヴァレリー
シュルレアリスムと抵抗詩
ボンヌフォア(詩の未来への賭け)