使用言語:フランス語、日本語(同時通訳あり)
日仏経済学会、財団法人日仏会館、日仏会館研究センター共催
第一セッション:13:30-15:10(座長:廣田功、帝京大学)
開会のあいさつ:鈴木宏昌(日仏経済学会会長)
基調講演 1 「フランスの雇用政策と失業:30年の軌跡」Jacques Freyssinet (パリ第一大学名誉教授:現雇用研究センター評議会会長)
コメンテーター:鈴木宏昌(早稲田大学教授、日仏経済学会会長)
基調講演 2 「ポスト経済成長時代の豊かさとは?-新成長戦略を批判する」西川潤(早稲田大学名誉教授)
コメンテーター:竹内佐和子(京都大学教授)
休憩 15:15-15:30
第二セッション:15:30-17:15(座長:勝俣誠、明治学院大学)
パネル・ディスカッション「経済危機と市場の変容;新しい日仏経済学交流のパースペクティブ」
パネラー
Marc Humbert (日仏会館研究所長)(専門分野;政治経済学、持続的経済開発論)
Philippe Debroux (創価大学教授)(専門分野:起業研究、人的資源管理)
井上泰夫(名古屋市立大学教授)(専門分野:制度経済学)
矢後和彦(首都大学東京教授)(専門分野:フランス経済史および国際金融史)
懇親会(ワインを囲んで)
基調講演者の横顔
J.フレシネ
パリ第一大学名誉教授、現雇用センター評議会会長。フレシネ教授は著名なフランスの雇用問題の権威として、30年以上フランスの雇用政策に深く関わってきた。ANPE(公共職業紹介機関)の評議会会長(1981-1987)、経済社会研究所(IRES)所長(1988-2002)、内閣経済諮問委員会(Conseil d’analyse économique)委員(1977-2003)などを歴任。著書・論文多数。
西川潤
早稲田大学名誉教授、ラサール大学、パリ第一大学、北京大学、チュラーロンコーン大学、パリ国立政治学院の客員教授などを歴任。専門は経済発展論、経済学史。わが国を代表する経済学者として開発経済学などの新しい地平線を開拓するとともに、NGO活動にも積極的に携わってきた。また、長年、日仏経済学会の会長として日仏経済学交流に多大な功績を挙げ、フランス政府から教育文化勲章(Palmes académiques)を授与されている。著書・論文は多数。