日 時: 2010年11月4日、11日、18日、25日(各木曜日・4週連続) 14:00~15:30
会 場: 日仏会館5階 501会議室
定 員: 20名(先着順)【要事前申込】
受講料: 8,000円(一般)、6,000円(日仏会館会員)
講 師: 朝比奈 誼(立教大学名誉教授)
ラ・フォンテーヌの『寓話』は世に名高い。しかし、その中身となると、「何篇か、子ども向きのお話」を読んだという程度の理解にとどまることが多く、原題が「詩で書かれた寓話選」であることなど、ほとんど顧みられない。他方、この詩人には風変りな逸話が多い。そのため、気ままな夢想家と思われやすいが、その彼にどうしてあれほど冷徹な傑作が書けたのか?不思議な話である。その謎に迫るには、「寓話」を原文に即して鑑賞するに如くはなかろう。
事前に原文のコピーを配布しますが、講義の際に散文訳(今野一雄訳)を添えて、受講者の理解の助けになるようにします。
◆第1回 ラ・フォンテーヌの生涯
◆第2回 献辞の意味:誰のための寓話か?
◆第3回 増幅(敷衍)amplificationの妙
◆第4回 『寓話』の政治性
お申し込み方法: FAX、E-mailいずれかの方法で日仏会館事務局宛ご連絡下さい。
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