伊藤元重(東京大学経済学部教授・総合研究開発機構理事長)、大河原昭夫(《株》住友商事総合研究所 取締役所長)、セルジュ・ゴーデンベルク(Japan Country President,Schneider Electric)、ジャン・バルテレミー(JBC KK, 代表取締役、元DATAR日本代表)

会場

日仏会館ホール

本年3月11日の大震災は日本人そして日本経済に第二の戦後ともいうべき多大なる影響を及ぼした。大震災後の日本経済は衰退の道を辿るのか? あるいは第二次大戦後同様、この膨大な被害を撥ね退け、更なる経済成長のための礎とするのか? 大いに議論の分かれるところである。当然後者が望ましい。その方向に日本経済を導くためには、昨今のユーロ危機も踏まえ、いかなる政策を日本政府はとるべきか?

 

具体的な成長政策の内容、巨額な財政赤字への対応、エネルギー政策、電力業界の改革(原子力発電の方向感、発送電の分離、地域独占の廃止等)、グローバル経済と如何に向き合うか(TPPへの対応、EUとのEPA,あるいはフランスとの協力等)、東北地方の復興策等々論点は多い。

 

本日は東京大学大学院教授として学内外でご活躍中の伊藤元重教授を中心に、日仏の、エコノミスト、ビジネスマンを交え忌憚のない意見交換が行われる事が期待される。

 

討論者

      ● 伊藤元重(東京大学経済学部教授・総合研究開発機構理事長)

      ● 大河原昭夫(《株》住友商事総合研究所 取締役所長)

      ● セルジュ・ゴーデンベルク(Japan Country President,Schneider Electric)

      ● ジャン・バルテレミー(JBC KK, 代表取締役、元DATAR日本代表)

 

アニメーター

      ● 澤田義博(日仏会館監事、パリクラブ理事、元富士銀行パリ支店長)

 

 (同時通訳あり)