唐牛 宏(東京大学数物連携宇宙研究機構特任教授・フランス国家博士)、宮本 晃(日本大学大学院教授、JAXA宇宙飛行士審査委員会医学審査専門委員会委員、医学博士)、川口 淳一郎(独立行政法人宇宙航空研究開発機構シニア・フェロー、宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系研究主幹教授、工学博士)

会場

日仏会館ホール

主催 公益財団法人日仏会館、日仏医学会、日仏海洋学会、日仏工業技術会、日仏生物学会、日仏獣医学会、日仏農学会、

日仏薬学会、日仏理工科会

 

 

 

 

 

プログラム 

 

   ● 13 :00-13 :10 挨拶 池田忠生(日仏会館学術委員)

 

   ● 13:10-14 :40 「ダークエネルギーの謎」(仮) 唐牛 宏

 

   ● 14 :55-16 :15 「宇宙飛行士の健康管理」 宮本 晃

 

   ● 16 :30-18 :00 「惑星探査機「はやぶさ」の生還」川口 淳一郎

 

   ● 18 :00-19 :00 懇談(buffet amical)

 

 

 

 

 

ガリレオが望遠鏡を作り天体へ向けて観測を行い、宇宙の扉を開いてから、凡そ400年が経ちました。数多くの学者が宇宙の謎解きに挑戦し、今年度のノーベル物理学賞は宇宙の膨張の謎を解く暗黒エネルギーの発見です。現在の宇宙科学は、多くの謎を解き明かしつつ、人類史上最大の冒険である月の地に人類を送り出し、更なる道への探求心を駆り立てている。この度の科学シンポジウムでは、宇宙の未来を語って頂き、また、宇宙に向かう飛行士の健康管理はどのように行われているか、そして、軌跡といわれた小惑星探査機「はやぶさ」の生還とここから広がる宇宙へのロマンについて3名の講師の方にご講演頂く。

 

 

 

 

 

唐牛 宏(かろうじひろし)(東京大学数物連携宇宙研究機構特任教授・フランス国家博士)

 

東京大学大学院修士課程終了後、渡仏(1971-1989年在仏)。1979-1989年パリ第6(ピエール・マリーキュリー)大学専任講師および助教授1989-2010年国立天文台助教授および教授、国立天文台ですばる望遠鏡建設に携わる、2002-2006年国立天文台ハワイ観測所長などを経て、2010年より現職。

 

 

 

 

 

宮本 晃(日本大学大学院教授、JAXA宇宙飛行士審査委員会医学審査専門委員会委員、医学博士) 

 

上智大学理工学部電気電子工学科卒、日本大学医学部卒、米国 New York 州立大学 Stony Brook 校医学部、心血管外科のリサーチフェロー修了、米国 Ohio 州、Wright 州立大学医学部大学院修士課程修了 航空宇宙医学のレジデント修了、宇宙飛行士審査委員会、医学審査専門委員会委員。

 

 

 

 

 

川口 淳一郎(独立行政法人宇宙航空研究開発機構シニア・フェロー、宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系研究主幹教授、工学博士)

宇宙工学者。京都大学工学部卒業後、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程を修了し、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任、2000年に教授に就任。2007年4月から2011年9月まで、月惑星探査プログラムグループ プログラムディレクタ (JSPEC/JAXA)、1996年から2011年9月まで、「はやぶさ」プロジェクトマネージャを務める。現在、独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(ISAS/JAXA)宇宙航行システム研究系教授・研究主幹、2011年8月より、シニア・フェローを務める。ハレー彗星探査機「さきがけ」、工学実験衛星「ひてん」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、小惑星探査機「はやぶさ」では、プロジェクトマネージャを務めている。