講演者: コシノジュンコ (ファッション・デザイナー)
(聞き手: 読売新聞東京本社 生活情報部デスク 高橋直彦）
後援 読売新聞社
今年３月まで半年間、ＮＨＫで放映されて人気を集めた朝の連続テレビ小説「カーネーション」のモデル、小篠さん一家の次女、コシノジュンコさんがパリやフランスにおける活動と交友を語ります。
ファッション界でコシノ３姉妹と呼ばれ、それぞれが個性を発揮する中で、パリ・コレに進出したジュンコさんは、８０年代に始まる日本人デザイナー・ブームのきっかけを作りました。以後、世界各地で多様な創作活動を繰り広げています。講演ではフランスでの幅広い交友や、震災復興支援の活動ぶりなど紹介していただき、合わせて２０１１年ロ－マ国際映画祭「日本年」用に制作されたＤＶＤ映像『これぞ日本！』を放映します。映像を通じ、４０年に及ぶ国際舞台の活動で磨いてきたオリジナルな美の一端を感じとっていただきます。
シノジュンコ
１９７８年パリ・コレクションに初登場。以後、中国、ニーヨーク、ベトナム、キューバ、ミャンマーなど世界各地でショー開催。２００８年、ワシントンＤＣでジャパン・フェスティバルの開幕ショー。オペラ「蝶々夫人」、ミュージカル「太平洋序曲」舞台衣装デザインなど。同年、日本観光のＶＩＳＩＴ ＪＡＰＡＮ大使、上海万博ＰＲ大使任命。東日本大震災後、復興支援にも尽力し、東京サントリー・ホールで三枝成彰氏とチャリティー・コンサート。パリのサル・ガヴォにて支援公演にも参加。著書に『コシノジュンコ流おもてなし』『人生、これからや!』他。