主催 日仏工業技術会、、在日フランス大使館、 公益財団法人日仏会館、 フランス国鉄(SNCF)、フランス鉄道線路事業公社(RFF)、フランス運輸・整備・ネットワーク科学技術研究所(IFSTTAR)、公益財団法人鉄道総合技術研究所、日本経済新聞社
東日本大震災という未曾有の災害からほぼ1年半が経過しようとしていますが、被災した鉄道の復旧作業は依然として継続しています。本シンポジウムでは、この時期に日仏双方の鉄道の防災に関わる専門家をお招きして、自然災害への対応や復興・復旧について、これまでの多様な取り組みをご紹介頂く予定です。災害により顕在化した技術的な問題点について、我々鉄道関係者が多面的な議論を展開することにより、参加者への鉄道と自然災害に対する理解をより一層深める場となるでしょう。
そして、将来の災害予知や防災施策、災害発生時の正確な情報伝達等、日仏双方がお互いに減災や復興のための知見を共有することが、今後の鉄道技術の発展に大きく貢献するものと考えております。本シンポジウムの開催に当たり、皆さまのご参加をお待ち申し上げます。
日仏工業技術会 鉄道交通委員会委員長 菅 建彦
プログラム
13:00 開場
13:30 開会 高橋 裕(日仏工業技術会会長)
13:35 挨拶 廣田 功(日仏会館副理事長)
13:40 来賓挨拶 高橋 俊晴 (国土交通省 鉄道局 技術審議官)
13:50 「日仏鉄道技術交流を振り返る」 菅 建彦(日仏工業技術会鉄道委員会委員長)
14:10 基調講演「自然災害と鉄道: 土木工学研究の観点から」 ヴァンサン・モティカ(IFSTTAR副理事長)
14 :50 「日本の自然災害と鉄道総研の研究開発」 市川篤司(鉄道総合技術研究所専務理事)
15 :30 「フランス鉄道ネットワークにおける自然危険管理」エマニュエル・マニエ(フランス国鉄技術部長)
16 :00 「東日本大震災とJR東日本における研究開発の取り組み」
島村 誠(JR東日本研究開発センター防災研究所所長)
16 :30 「東日本大震災による第3セクター鉄道の被害と復旧」
中山範一(鉄道建設・運輸施設整備支援機構工務統括役)
17 :00 「RFFの自然災害対策」オリヴィエ・カジエ(RFF革新・標準化ユニット長)
17 :30 総括 フローランス・リヴィエール=ブリス(在日フランス大使館科学技術参事官)
18 :00 閉会の挨拶 垂水 尚志(鉄道総合技術研究所理事長)
18 :10 閉会の挨拶
司会:佐藤 豊(鉄道総合技術研究所事業推進室事業企画課長)
プログラムは変更になることがあります。詳細は日仏工業技術会にお問い合わせください。