青柳いづみこ(p)、クリストフ・ジョヴァニネッティ(vn) 

会場

日仏会館ホール

主催団体会員: 2.000円、一般: 3.000円、 学生: 1.500円

 

 

主催: 公益財団法人日仏会館、日仏音楽協会

 

 

プログラム

ガブリエル・ピエルネ(1863-1937)  

子供のためのアルバム Op 14

パストラール/ファランドール/

守護天使の夜/小さなガヴォット/

昔の歌/鉛の兵隊の行進曲

 


ガブリエル・ピエルネ

ピアノとヴァイオリンのためのソナタ Op 36

 

クロード・ドビュッシー(1862-1918) 

音と香りは夕暮れの大気に漂う/亜麻色の髪の乙女/とだえたセレナーデ/グラナダの夕べ(ピアノ・ソロ)

 

レントより遅く(レオン・ロック編)/ミンストレル(ドビュッシー編)

 

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ

 

 

 

 

 

 

 

クリストフ・ジョヴァニネッティ ( Christophe GIOVANINETTI ) ヴァイオリン 

パリ音楽院、ブカレスト音楽院に学び、さらにドイツでアマデウス四重奏団のもとで研鑽を積む。1984年にイザイ弦楽四重奏団、ついで1995年にエリゼ弦楽四重奏団を結成した。これらのクワルテットによって、デッカ、ハルモニア・ムンディ、フィリップス、ジグ-ザグ、テリトワールでの録音を果たすとともに、ニューヨークのカーネギー・ホール、ウィーンのムジークフェライン、ザルツブルクのモーツァルテウム、ロンドンのウィグモア・ホール、クィーン・エリザベス・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、パリのシャンゼリゼ劇場など、世界各地の檜舞台に登場した。室内楽奏者としては、オーギュスタン・デュメイ、シュロモ・ミンツ、マリア・ジョアオ・ピレシュ、ジャン=フィリップ・コラール、フランク・ブラレイ、ミシェル・ポルタルなど著名な音楽かと共演している。演奏活動と平行して、パリ国立高等音楽院教授として後進の指導にもあたっている。かつてユーディ・メニューインは、クリストフ・ジョヴァニネッティの演奏を聴き、「私は、この天使のごとき音楽家のおかげで、人生における最もピュアな音楽的感銘を受けた」と述べた。

 

 

 

 

 

青柳いづみこ(Izumiko AOYAGI) ピアニスト・文筆家

安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。学術博士。平成2年度文化庁芸術祭賞。演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集めており、これまでリリースした9枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で第9回吉田秀和賞、祖父の評伝『青柳瑞穂の生涯』で第49回日本エッセイストクラブ賞、『6 本指のゴルトベルク』で第25回講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』でミュージックペンクラブ音楽賞を受賞している。2011年9月には、パリ音楽院教授クリストフ・ジョヴァニネッティを招き、東京はじめ各地にてデュオ・コンサートを開催。2012年9 月、ドビュッシー生誕150年記念連続コンサート「ドビュッシーと文学キャバレ『黒猫』の仲間たち」を浜離宮朝日ホールにて開催、好評を博す。同月、CDアルバム『ドビュッシーの神秘』(カメラータ)とエッセイ集『ドビュッシーの散歩』(中央公論新社)を同時刊行、新聞・雑誌で話題を呼ぶ。2013年5月にはラ・フォルジュルネ音楽祭に出演。9 月には、ジョヴニネッティとのデュオによるCDアルバムの他、20冊目の著書『アンリ・バルダ神秘のピアニスト』の刊行も予定されている。日本ショパン協会理事。大阪音楽大学教授。オフィシャルホームページ:http://ondine-i.net

 

 

ドビュッシーとともにパリ音楽院に学び、コンセール・コロンヌの指揮者として

彼の作品の演奏に定評があったピエルネ。1歳違いの2人のヴァイオリン・ソナタを

メインに、珠玉のピアノ曲やヴァイオリンとピアノの編曲を聴いていただきます。