主催:公益財団法人日仏会館
共催:在日フランス商工会議所 日仏経済交流会(パリクラブ) 国際社会貢献センター (ABIC)
GDP世界第1位の米国と第3位の日本が中心となるTPPは、年内合意を目指して第4コーナーに入ってきており、成立は間近であるとみられる。この後日本は、世界2位・15位の中国・韓国を中心とする東アジア諸国との対応をどうしていくべきか。更に、世界4・5・6位のドイツ・フランス・英国等の欧州諸国とはどのような対応が必要か。
日仏会館秋の政治経済シンポは、毎年恒例となりつつあるが、今年は現在最高水準にある二人のエコノミストを迎え、建前論でなく本音ベースで本テーマに迫ってみたい。中島厚志氏は、前日本興業銀行パリ支店長で、現在日仏会館理事もされており、また前東大経済学部長の吉川洋氏は、昨年後半にフランスHEC経営大学院に交換教授として滞在されるなど、欧州側の状況も熟知しておられるので、新しい状況に立った議論を展開して頂けるものと期待している。また経済のみならず、文化論や人物交流面等にもわたる幅広いお話を伺えるのではないか楽しみである。