主催: パリクラブ(日仏経済交流会)
共催: 公益財団法人日仏会館、TMF, 在日フランス商工会議所(CCIJF)
アベノミクス誕生からやがて2年、異次元緩和実施より1年半、日本経済は大きな変貌を遂げました。円相場の下落、株価指数の上昇、物価上昇率の顕在化、個人消費の持ち直し、企業収益の回復、失業率の低下など景気の回復基調がより鮮明になってきました。しかし貿易収支の赤字傾向、財政赤字の継続、政府債務の持続、資産格差の拡大、原発後のエネルギー政策の不安、高齢化の進行、出生率の低下、など中長期的な経済成長についてのマイナス要因はむしろ高まってきています。アベノミクスの3つの矢は今や世界各国の大きな関心事になりました。フランスの経済日刊紙レゼコーの東京特派員ヤン・ルソー氏はこのアベノミクスに精通、健筆をふるっておられます。その率直な意見は十分に値するものと考えます。そこで従来の一方通行になりがちな講演会から一歩、突っ込んで参加者との対談的な討論会を予定しています。奮ってご参加ください。
ヤン・ルソー
グルノーブル出身。バンコク、ベトナム、北京に特派員で駐在のアジア経済通の第一人者