日仏会館会員: 無料、一般: 1.000円、学生: 500円
定員: 120名 (先着順)/ 要事前予約
主催: 公益財団法人日仏会館
助成: 社会科学国際交流江草基金、関記念財団
要事前登録: 日仏会館ウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを作成し、事前申し込みをお願いいたします。インターネットを利用していない方はファックス(03-5424-1200)または電話(☎ 03-5424-1141)にて参加登録をお願いいたします。
ヨーロッパ統合の現状を踏まえて,ヨーロッパ市民権,人権と民主主義にとってのヨーロッパ統合やヨーロッパ人権条約の意義を論じ,将来のヨーロッパ像を展望し,そこからヨーロッパと同様にポピュリズムに直面する日本への示唆を汲み取る。
プログラム
10h00-10h10
本講座の趣旨説明・講演者の紹介(仏訳 Introduction)
(司会) 山元 一 (慶應義塾大学,憲法)
10h10-10h40
「ヨーロッパ全体において権利を持つ権利――ハンナ・アレントとコスモポリタンな市民権について考える」
ジュスティーヌ・ラクロワ(ブリュッセル自由大学)
10h40-11h10
宇野重規(東京大学,政治思想)
「ヨーロッパ市民権と知識人の分裂」
11h10-11h40
オリヴィエ・ボー(Olivier Beaud) (パリ第二大学,公法学)
「表現の自由――市民の権利?」
11h40-12h10
吉田徹(北海道大学,政治学)
「日欧ポピュリズム比較―差異と共通点
ランチタイム
13h30-14h00
江島晶子(明治大学,憲法・国際人権法)
「『グローバル』な人権,『グローカル』な市民権-普遍的ではない?-」
14h00-14h30
遠藤乾(北海道大学,国際関係論)
「市民、統合、主権―EUシティズンシップの問いかけ」
コーヒー・ブレイク
14h45-15h45
パネル・ディスカッション Ⅰ
テーマ:<ナショナルな市民>の意義と限界——ポピュリズムへの誘惑?
(Significations et limites du «citoyen national » : Tentation du populisme ?)
コーヒ-・ブレイク
16h00-17h00
パネル・ディスカッション II
テーマ:国境を越える人権と民主主義の将来,ヨーロッパとアジア
(Avenir des droits de l’homme et de la démocratie au delà des frontières nationales : Europe et Asie)
終了後懇親会を行います。(参加費無料)