19世紀フランスの思想家PJプルードン(1809-65)の主著の一つである『貧困の哲学』が昨年初めて邦訳された。これを機にシンポジウムを開催し、プルードン社会思想の現代性を解明したい。本企画は、19世紀フランスと現代日本とを対話させることにより、日仏の文化と思想を深いレベルで架橋するという学術交流の意義をも有している。
プログラム
15h00 趣旨説明 北垣徹 (西南学院大学・司会)
15h10 第一報告 プルードンにおける所有の問題 宇城輝人(関西大学)
15h30第二報告 プルードンと弁証法 金山準(北海道大学)
15h50 第三報告 日仏社会学会とプルードン 荻野昌弘(関西学院大学)
16h10 休憩
16h20 全体討論
17h15 閉会