2017年は渋沢栄一の渡仏150年にあたります。これを記念した渋沢資料館企画展「渋沢栄一、パリ万国博覧会へ行く」のエデュケーション・プログラムとして、シンポジウムを開催いたします。
1867年パリ万国博覧会には、「幕末日本」の諸相が凝縮していました。万博に際して実弟を派遣した徳川慶喜。将軍名代として派遣された徳川昭武、そして昭武に随行する渋沢ら幕臣、お供の水戸藩士たち。万博以前、既にヨーロッパへわたり留学していた薩摩スチューデントたち。そして幕府に対抗して万博に出品した薩摩藩、佐賀藩と、それぞれ両藩の万博派遣団。
彼らは何を思い、どのように行動し、そして維新を迎えたのか。150年前に開催されたパリ万博を軸に、交錯する彼らの思いと行動について、各分野の専門家をお迎えし、それぞれの視点から研究報告とディスカッションを行います。
プログラム
午前の部
10:30~11:40 基調講演 鹿島 茂
午後の部
13:00~17:00
パネル報告、パネルディスカッション
*日仏会館のイベント等活動は、個人会員・賛助会員の皆様のご支援で成り立っております