講師 恒川邦夫(一橋大学名誉教授、華中師範大学客員教授)

会場

501会議室

定員

40

参加費

一般1,000円、学生 500円、日仏会館会員無料   

言語

日本語

主催

(公財)日仏会館

共催

ポール・クローデル生誕150年記念企画委員会

助成

(公財)石橋財団

クローデルは日本に5年滞在しましたが、それ以前の中国駐在は11年余を数えます。一橋大学を定年退官後、長く武漢の華中師範大学でフランス文学を教えた講師にクローデルの中国を中心に語っていただきます。

 

「三人の詩人は、クローデルがセガレンより十歳、ペルスより二十歳年長である。クローデルの中国滞在は、十九世紀末から二十世紀初頭まで、約十五年におよび、見たのは最後の王朝である清朝末期の中国である。セガレンの滞在は一九〇九年から、辛亥革命をはさんで、一九一七年までのうちのおよそ四年半である。その間に考古学上の大発見をしている。ペルスは一次大戦のさなかの一九一六年に二等書記官として北京のフランス公館に派遣され、一九二一年まで滞在した。講演では、三人の詩人の形成に中国がどのように関わったか、三者の間の関係はどのようなものであったか、セガレンとペルスの直接の出会いはあったのかなどについて検討する。」(講演要旨)

 

 

 

 

 

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