講師 金塚彩乃(弁護士、フランス共和国弁護士 ルフェーブル・ペルティエ・エ・アソシエ 外国法事務弁護士法人 金塚法律事務所(外国法共同事業))

会場

日仏会館ホール

定員

130

言語

日本語

主催

(公財)日仏会館

昨年11月の東京地検特捜部によるカルロス・ゴーン氏の突然の逮捕はフランスをはじめ世界に衝撃を与えました。日本における捜査手続きに関する報道がなされる中で、フランスからも日本に対して厳しい批判が行われました。人質司法ともいわれる日本の刑事裁判の具体的に何が問題なのでしょうか。日本の刑事手続きの制度的及び実務的な問題点をフランスにおける刑事司法制度との比較という観点から掘り下げていきたいと思います。

 

 

 

金塚彩乃

中学高校をフランスの現地校で過ごし、東京大学法学部卒業後、第二東京弁護士会に登録。国内法律事務所に勤務し、主に訴訟案件を取扱い、日本法における実務経験を積んだ。再度渡仏し、パリ弁護士会に登録。
現在は、国内企業法務及び訴訟を専門に取り扱う他、日仏双方の弁護士資格を有する数少ない弁護士として、また、幼少期より過ごしたフランスの文化への深い理解と語学力を活かし、フランスにかかわる企業法務等法律関係全般にわたる業務に携わり、日仏関係の架け橋として、業務にあたる。
日仏関係の発展への貢献が評価され、2014年にフランス共和国大統領から国家功労賞を授与される。

 

 

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