【お知らせ】
パトリック・ブシュロン教授が健康上の理由で来日できなくなりました。
したがって10月23日(水)の講演会「レオナルドとマキアヴェリ」は中止いたします。
10月26日(土)の春秋講座はブシュロン教授不在のまま以下の登壇者によってパネルディスカッション形式で実施します。
ブシュロン教授からお送りいただいた報告原稿の翻訳はホール入り口で配付し、翻訳を代読いたします。
10月26日(土)14時〜17時30分 日仏会館ホール
「パトリック・ブシュロン編『世界のなかのフランス史』をめぐって」
開会 ベルナール・トマン(INALCO、日仏会館・フランス国立日本研究所所長)
司会 高澤紀恵(法政大学、日仏会館学術委員、近世フランス社会史)
講師 成田龍一(日本女子大学、日本近現代史)
岸本美緒(お茶の水大学名誉教授、中国明清史)
平野千果子(武蔵大学、フランス植民地史)
三浦信孝 (中央大学名誉教授、日仏会館副理事長)
パトリック・ブシュロンが四人の仲間と編集した『世界のなかのフランス史』(Editions du Seuil)は、大統領選のさなか2017年1月に刊行されるや飛ぶように売れ、多くの反響を呼び起しました。保守派からはフランスの国民アイデンティティを解体する試みとして批判され、大きな論争になりました。21世紀の今、歴史学の役割は何なのか、誰に向かって、いかに歴史を語るのか、アジア、日本、フランスの歴史を専門とする日本の歴史家たちが議論します。