【講師】森山 工(東京大学)

参加費

一般1,000 円 日仏会館会員・日仏会館学生オンラインメンバーシップ無料

言語

日本語

主催

(公財)日仏会館

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フランスの社会学者・民族学者・人類学者マルセル・モースの『贈与論』は、「贈与」に関する古典的な名著であり、社会哲学や社会思想にも大きな影響を与え、その現代的な意義が再評価されてもいる重要な論考です。しかし、その構成は複雑であり、多様な読みを可能にする潜在力に溢れています。その複雑さを解きほぐしつつ、モースが主要な論点とするところを取りだし、その問題点と可能性を論じます。また、講師が研究対象とするマダガスカルにおける社会実践のなかから、モースの論点と響きあうものを抽出し、具体的な視点からモースの論考を位置づけます。

 

 

 

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