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■■イベント案内冊子『Prochainement』4月・5月号では日仏会館ホールでの開催としておりましたが、オンライン開催に変更となりました。■■
講師のミュリエル・ジョリヴェ氏は、50年近く日本に住み、社会学者として日本の社会を厳しくもあたたかい目で観察し続けてきました。昨年上梓した« Les dernières chamanes du Japon »(『日本最後のシャーマン』(未邦訳))は、講師が長年好奇心をかきたてられてきたテーマの一つである、日本人と霊・霊現象との関係や、死者の霊と交流するシャーマンについて、数年にわたる取材を経て書き上げた一冊です。本作の刊行を記念し、本講演会では、日本に特有の霊・霊現象やシャーマンの社会的背景や歴史などを詳しく紹介していただきます。
【講師プロフィール】
Muriel Jolivet(ミュリエル・ジョリヴェ)
パリ第三大学日本語学修士、1981年東洋学博士号取得(docteur en Études Orientales)。早稲田大学、東京大学文学部・教育学部留学の際、社会学を学ぶ。
東京日仏学院、成城大学文学部、共立女子大学文学部、千葉大学文学部講師を経て、83年上智大学外国語学部フランス語学科専任講師。88年同助教授、95年同教授、2017年同名誉教授。
研究分野:社会学(女性学、男性学、移民問題:日仏比較)、日本にいるシャーマン(ユタ、イタコ、等)
2003年、フランス政府から国家功労勲章シュヴァリエChevalier de l’Ordre National du Mériteを受章。
主な著書: L’université au service de l’économie japonaise、 Un pays en mal d’enfants (『子供不足に悩む国、ニッポン』、大和書房)、 Japan, the Childless Society ?、Homo Japonicus (『ニッポンの男たち』、筑摩書房)、『フランス新 男と女幸福探し、これからのかたち』(平凡社)、『移民と現代フランス-フランスは「住めば都」か』(集英社)、 Tokyo Memories 、Japon, la crise des modèles、 Tokyo Instantanés、 Confidences du Japon、Chroniques d’un Japon ordinaire、 Les dernières chamanes du Japon, Rencontre avec l’invisible au pays du Soleil-Levant(日本語訳、草思社、近刊)
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