ウクライナ戦争は国際関係を劇的に変化させています。その影響は、EUの近隣外交政策、なかんずく東方パートナーシップの在り方、NATO(北大西洋機構)依存の欧州安保の危うさ、ロシア東欧依存のドイツ経済の脆弱さなどを露呈、コロナ禍で緊喫の課題となったEU統合改革に大きな暗雲を投げかけようとしています。2期目のマクロン大統領のフランスの役割と責任はドイツの地位低下で一層、大きくなろうとしています。
以上のような緊迫した国際政治情勢についてNATO研究の第一人者の小窪千早・静岡県立大学国際関係学部准教授、欧州・フランスの政治動向で内外のメディアでも注目の論考を発表されている吉田徹・同志社大学政策学部教授の両先生より今後のウクライナ戦争の帰結と平和の展望について語って頂きます。
プログラム
20:00~21:15 講演/パネルディスカッション
21:15~21:30 質疑応答