ドキュメンタリー映画「失われた時の中で(Long Time Passing)」
【あらすじ】
写真家だった夫・グレッグの突然の死。
その理由がベトナム戦争時の枯葉剤にあるのではと聞かされた妻・坂⽥雅⼦は夫の⾝に起こったことを知りたい⼀⼼でカメラを⼿に取り、ベトナムへ向かった。そこで⽬にしたのは戦後 30 年を過ぎてなお、枯葉剤の影響で重い障害を持って⽣まれてきた⼦どもたちと、彼らを愛しみ育てる家族の姿だった。
それからおよそ 20 年。ベトナムはめざましい経済発展を遂げたが、枯葉剤被害者とその家族は取り残されている。カメラは癒えることのない戦争の傷痕に向き合い続ける⼈々の姿を記録する。
坂田雅子
映画監督。京都大学で社会学を専攻。
2007年にベトナムの枯葉剤被害の実態を追った映画「花はどこへいった」を発表。以後、ベトナム戦争や原発を主題にドキュメンタリー5作品を制作。国内外で評価を得ている。
山極壽一
総合地球環境学研究所所長、京都大学理学研究科教授を経て、京都大学総長、日本学術会議会長を歴任。アフリカ各地でゴリラの行動や生態をもとに人類社会の由来を探っている。著書に『暴力はどこから来たか』(NHKブックス)、『ゴリラは戦わない』(共著、中公新書クラレ)など。
近藤 誠一
東大卒、1972年外務省入省。ユネスコ大使、駐デンマーク大使。文化庁長官。現在地球システム・倫理学会会長、国際ファッション専門職大学学長等。レジオン・ドヌール・シュバリエ章(仏)、瑞宝重光章等受賞。『外交官のアラカルト』、『近藤誠一全集』I &II等書、論文多数。
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