ジャズがフランスに伝来したのは第一次大戦末期。派遣された黒人兵士のブラスバンドがフランス全土を練り歩き、アメリカ文化に惹かれる知識階層が、この新しい音楽に衝撃を受け、魅了されました。フランスにおけるジャズの台頭、変遷、成熟を描いた「パリの空の下ジャズは流れる」(晶文社、2023年6月刊行予定)の著者が、文学、絵画、演劇、ファッションにまで影響を与えたジャズについて、ミュージシャンたちへのインタビュー秘話なども含め、存分に語ります。当日は、関連の楽曲の生演奏も入ります。
宇田川 悟
1947年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。作家。20年にわたるパリ生活より、フランス社会事情、文化、ガストロノミーに詳しく、著書や写真を通して、日本にその魅力を伝え続ける。2017年フランス農事功労章シュヴァリエ受章。またブルゴーニュワイン騎士団、シャンパーニュ騎士団、チーズ鑑評騎士の会などに叙任。主な著書:『食はフランスに在り』(小学館ライブラリー)、『パリの調理場は戦場だった』(朝日新聞社)、『フランス美味の職人たち』(新潮社)、『欧州メディアの興亡』(リベルタ出版)、『フランス料理二大巨匠物語-小野正吉と村上信夫』(以上、河出書房新社)、『最後の晩餐-死ぬまえに食べておきたいものは?』(晶文社)、『フレンチの達人たち』(幻冬舎文庫)、『フランスワイン、とっておきの最新事情』(講談社+α文庫)、『フランス料理は進化する』(文春新書)、『東京フレンチ興亡史-日本の西洋料理を支えた料理人たち』(角川oneテーマ21)、『料理人の突破力-石鍋裕・片岡護・小室光博が語る仕事と生きかた』(晶文社)、『ホテルオークラ総料理長小野正吉』(柴田書店)、2023年6月『パリの空の下ジャズは流れる』(晶文社)。
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