【講師】蟻川恒正(日本大学)
【司会】山元 一(慶應義塾大学)

会場

日仏会館ホール

定員

130

参加費

一般1,000円、日仏会館会員・学生 無料

言語

日本語

主催

(公財)日仏会館

 

※お申し込み方法についてはこちらのページをご参照ください。

 


 憲法9条は、1931年の満州事変以来15年間に及ぶこの国の戦争の惨禍が、戦後日本に残した、消去不能な刻印です。それは、当時における新しい戦争のあり方への国際社会の批判的受け止めを反映したものでもありました。その制定から77年を経た今日の日本で、「反撃能力」と呼び直された「敵基地攻撃能力」の保有が安全保障政策の基本文書に記され、「継戦能力」の語が首相の声明中で公然と語られるようになりました。こうした事態の進行は、憲法9条が「死んだ」ことを意味するのでしょうか。混迷の度を深める日本と世界の情勢のなかで考えます。

 

 

 蟻川恒正

日本国憲法がその基本価値とする、個人の尊厳の原理を中心に思索を続けてきた。

 

<経歴>

1964年生まれ。
1988年東京 大学法学部卒業、同助手。
東北大学教授、東京大学教授等を経て、現在日本大学法科大学院教授

 

<主要著作>

『憲法的思惟―アメリカ憲法における「自然」と「知識」』(創文社,1994年) のち岩波書店から、2016年に再刊。

『尊厳と身分――憲法的思惟と「日本」という問題』(岩波書店,2016年)

『憲法解釈権力』(勁草書房,2020年)

 

 

 

 

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【当日は必ずチケットをご用意ください】

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次の方は来場をご遠慮ください
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※上記と同様の症状がある方は入館をお断りいたしますので、ご了承ください。

 

【館内ご利用時につきまして】
・体調が気になる方や身近に感染者が出た方にはマスクの着用を推奨いたします。
・一定の距離がとれない会話の際にはマスクの着用を推奨いたします。

 

【注意事項】
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