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本企画の目的は、日仏両国の第二次世界大戦後の現代化(modernisation)の過程について再検討することです。両国ともに、戦後、アメリカをはじめ他国からの影響を受けながら、各産業の発展を遂げてきました。とはいえ、そうした影響は、産業によっても、また同じ産業のなかでも、程度や性格は大きく異なってきます。今回の企画では、日本とフランスのメディア業界への現代化について比較して、両国のジャーナリズムがどのように発展してきたのかを歴史的観点から考察します。
【プログラム】
17:00-17:05 矢後和彦 挨拶および企画趣旨説明
17:05-17:45 パトリック・フリダンソン
「カトリシズムの大衆文化への適応——多国籍企業としてのバイヤール社の事例」
17:45-18:25 中村 督
「戦後フランスにおけるジャーナリズムの現代化——二つの「アメリカ」のスタイルに着目して」
18:25-19:10 土屋礼子
「戦後日本のジャーナリズムにおけるアメリカの影響」
19:10-19:30 質疑応答
[講師プロフィール】
パトリック・フリダンソン
社会科学高等研究院(École des Hautes Etudes en Sciences Sociales)で長らく教鞭を執る。主著にHistoire des usines Renault. Naissance de la grande entreprise (1893-1939) (Seuil, 1972), 共著にReimagining Business History (with Philip Scranton) (Johns Hopkins University Press, 2013)。
中村 督
専門はフランス近現代史。社会科学高等研究院博士課程修了。南山大学准教授を経て、現在、北海道大学大学院法学研究科教授。主著に『言論と経営——戦後フランス社会の「知識人の雑誌」』(名古屋大学出版会、2021年)、訳書にピエール・ロザンヴァロン『良き統治』(みすず書房、2020年)など。
土屋礼子
専門はメディア史、歴史社会学。一橋大学大学大学院社会学研究科博士課程修了。大阪市立大学教授を経て、現在、早稲田大学政治経済学術院教授および20世紀メディア研究所所長。主著に『近代日本メディア人物誌』(ミネルヴァ書房、2018年)、『日本メディア史年表』(吉川弘文館、2018年)、『大衆紙の源流』(世界思想社、2002年)など。
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【当日は必ずチケットをご用意ください】
Peatixアプリをスマートフォンに入れている方
Peatixでお申し込みをしたチケットは、Peatixアプリ(無料)に表示されます。紙のチケットは発行されず、スマートフォンがそのままチケットとなります。イベント当日は、Peatixアプリにチケットを表示させ、受付にてご提示ください。
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スマートフォンでアプリをダウンロードできない方、パソコンをご利用方
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イベント当日は、パソコンから印刷したチケットをホール入口にてご提示ください。
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【ご来場に際してのお願い】
次の方は来場をご遠慮ください
・37.5℃以上の発熱がある方
・咳、呼吸困難、全身倦怠感、 咽頭痛、倦怠感等の症状のある方
※上記と同様の症状がある方は入館をお断りいたしますので、ご了承ください。
【館内ご利用時につきまして】
・体調が気になる方や身近に感染者が出た方にはマスクの着用を推奨いたします。
・一定の距離がとれない会話の際にはマスクの着用を推奨いたします。
【注意事項】
(公財)日仏会館以外の録画、写真撮影、録音は固くお断り申し上げます。
日仏会館のイベント等活動は、個人会員・賛助会員の皆様のご支援で成り立っております。