※17:30受付開始
1964年東京オリンピックの開催を目前に控えた日本で創刊された漫画月刊誌『ガロ』。その前衛的なアピールは、当時の若者に多大な影響を与えました。創刊から、漫画界の新たな扉を開いた作家たちによる作品の数々と、日本の社会の変遷を照らし合わせて分析した「La révolution GARO 1945-2002」(2023年 Edition IMHO)の著者、クロード・ルブラン氏が来日、日本社会に小さな革命を起こしたガロとその時代を語ります。
クロード・ルブラン
ジャーナリスト、作家、大学講師
1964年パリ郊外ボンディ生まれ。フランス国立東洋言語文化学院卒業。1990~93年 「ル・モンド・ディプロマティーク」紙の日本特派員として横浜に滞在。帰国後は週刊誌「クーリエ・アンテルナショナル」の記者として、日本関連の記事を担当、2005年に同編集長に就任。2011年に「ジュヌ・アフリク」編集長に着任、2013年には仏全国紙「ロピニオン」アジア報道部長に就任。その傍らで、日本の各地鉄道や日本映画、とりわけ山田洋次監督作品の研究を続ける。著書「Le Japon vu par Yamada Yoji」(山田洋次が見た日本・2021)、「Le Japon vu du train」(車窓から見た日本・2012、2014)、「Le Japoscope」(日本年鑑・1992-2003、2017)など多数。
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