※会場変更:日仏会館ホール →日仏会館501室
地球温暖化による気候変動は、熱中症の増加など私たちの健康や、集中豪雨による生活への影響、また米の不作など農作物にも影響を与え、日常生活に大きな影響を及ぼしており、水産物もまた大きな影響を受けています。気候変動以外にも世界人口の変化といった社会的要因もあり、普段何気なく口にしている水産物の需要は高まっており、今後さらに地球規模でのこうした変化に対応した水産資源の維持はとても重要となっています。そこで本講座では、私たちの日常生活と関わりの深い水産物について、科学技術を基盤とした水産業の持続的な発展と成長産業化を目指して研究開発をしている、国立研究開発法人水産研究・教育機構の方々を中心にご講演をいただきます。
プログラム
13:30
開会挨拶 丸山達也(東京大学)
イントロダクション 中山一郎((国研)水産研究・教育機構理事長)
13:36
東海 正 東京海洋大学名誉教授,(公社)日本水産学会長
「地球温暖化と気候変動の中での漁獲量の変化と水産業」
14:36
小松輝久 日仏海洋学会長
「日仏海洋研究の歴史と水産業」
16:41
堀 正和 (国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所/水産資源研究所 沿岸生態系暖流域グループ長
「ブルーカーボンと水産業のシナジー効果が生み出す持続的社会への貢献」
16:41
中山一郎 (国研)水産研究・教育機構理事長
「世界の水産業と水研機構を中心とした研究開発の現状」
17:46
総合討論 ~おいしいさかなをいつまでもたべつづけられるために~