日仏会館創立百周年記念日仏シンポジウム「渋沢栄一とフランス」より
第4部「渋沢栄一と国際関係の諸問題」
司会:パトリック・フリダンソン(フランス国立社会科学高等研究院)
・ミッシェル・ワッセルマン(立命館大学)
「クローデル、渋沢と日仏会館」0:18
・ジャネット・ハンター(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)
「「時をよく知る」:渋沢栄一の女子教育に対する意見について 」31:48
・ベルナール・トマン(フランス国立東洋言語文化学院)
「1920年代日本における国際主義者とフランスの社会自由主義者」58:53
・三牧聖子(同志社大学)
「渋沢栄一:国際協調とナショナリズム」1:31:20
・ディスカッション 2:02:52
講演日:2024年3月8日(金)
-----------------------------------------------------------
日仏会館の創設100周年に際して、渋沢栄一の視点から日仏関係を振り返ります。ポール・クローデルとともに日仏会館の創設に尽力した渋沢栄一はフランスと世界をどのようにみていたのでしょうか。このシンポジウムでは「渋沢栄一とフランス」のかかわりを多面的に考えます。幕末のフランス歴訪で渋沢が遭遇したフランスの思想と文化、渋沢の田園都市構想とフランス企業、渋沢栄一の国際主義と女性像、サンシモン主義や儒教とのかかわり、日米関係と日仏関係――これら多彩な論点からは100年前の渋沢栄一が現代に投げかけたメッセージも読み取れるでしょう。
開催日:2024年3月7日(木)、8日(金)
主催:(公財)日仏会館、日仏会館・フランス国立日本研究所
協賛:LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン、FIVES Japon、クレディ・アグリコル・CIBジャパン