日仏文化講座「思想としての<連帯>と<オートノミー>――人と人との理想的なつながりを求めて」
第2部 連帯と自治の社会秩序構想
司会:伊達聖伸(東京大学)
・金山準(北海道大学)「19世紀フランスにおけるアソシエーションの理念」 1:07
・重田園江(明治大学)「二つの世界大戦と社会主義/連帯:ジョレスからトマへ」 28:16
・北垣徹(西南学院大学)「連帯の聖性:フュステル・ド・クーランジュからデュルケームへ」 59:06
・高橋信行(國學院大学)「ルネ・カピタン:ルソー・プルードン・参加政策」 1:28:47
・コメント 矢後和彦(早稲田大学) 1:57:34
・パネル・ディスカッション 2:10:52
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本シンポジウムでは、フランスの社会思想とその今日的可能性について検討します。具体的には、20世紀初頭に国内外に強い影響力を持った連帯主義思想を中心に据えて、今日の社会的条件の下で、一人一人の人間が大切にされつつ、理想的なつながりをもった社会の構築の可能性を、連帯とオートノミーという緊張を孕んだモーメントの相克関係を踏まえて考えます。国際社会に注目する第Ⅰ部では、「国際社会における連帯と自立」をテーマとし、18世紀の国家連合からの思想的系譜を辿った上で、「戦間期の国際法思想」と「ヨーロッパ統合」について検討します。「連帯と自治の社会秩序構想」を考察する第Ⅱ部では、「アソシエーションの理念」、「連帯の聖性」、社会主義思想との連関、参加の思想に光を当てて考えます。
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開催日:2024年6月1日(土)
主催:(公財)日仏会館
共催:慶應義塾大学フランス公法研究会
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