日仏会館創立百周年記念日仏シンポジウム「渋沢栄一とフランス」より
第3部「渋沢栄一における宗教、倫理とフランス」
司会:ベルナール・トマン(フランス国立東洋言語文化学院)

・伊達聖伸(東京大学)
「渋沢栄一の精神的右腕・姉崎正治のフランス・ネットワーク」4:15

・エディ・デュフルモン(ボルドー・モンテーニュ大学)
「渋沢栄一と中江兆民の利義思想:明治時代日本におけるフランスの経済的自由主義の導入と儒教について」36:09

・パトリック・フリダンソン(フランス国立社会科学高等研究院)
「渋沢栄一とサン=シモン主義」1:07:35

・三浦信孝(中央大学名誉教授)
「1924年:日仏会館の創立と排日移民法の衝撃 ‐ 国際連盟協会会長渋沢の世界平和活動」1:30:02

・ディスカッション 2:09:32

講演日:2024年3月8日(金)

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日仏会館の創設100周年に際して、渋沢栄一の視点から日仏関係を振り返ります。ポール・クローデルとともに日仏会館の創設に尽力した渋沢栄一はフランスと世界をどのようにみていたのでしょうか。このシンポジウムでは「渋沢栄一とフランス」のかかわりを多面的に考えます。幕末のフランス歴訪で渋沢が遭遇したフランスの思想と文化、渋沢の田園都市構想とフランス企業、渋沢栄一の国際主義と女性像、サンシモン主義や儒教とのかかわり、日米関係と日仏関係――これら多彩な論点からは100年前の渋沢栄一が現代に投げかけたメッセージも読み取れるでしょう。

開催日:2024年3月7日(木)、8日(金)
主催:(公財)日仏会館、日仏会館・フランス国立日本研究所
協賛:LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン、FIVES Japon、クレディ・アグリコル・CIBジャパン