日仏会館創立百周年記念 コンサートと対談「日仏文化交流に尽力した作曲家たち」(フランス音楽の夕べ)

演奏:岡田博美(ピアノ)、クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏 西野ゆか、北見春菜、吉田有紀子、大友 肇)、入川 舜(ピアノ) 
対談:片山杜秀(慶應義塾大学)、野平一郎(東京音楽大学学長)

※本コンサートは、日仏シンポジウム「日仏芸術交流の100年―建築、音楽、庭園、写真・映像」(2023年12月2日(土)・3日(日)開催)の関連コンサートです。

【プログラム】
0:55 小松耕輔(1884-1966):ピアノ・ソナタ ト長調(1922)----------入川 舜
17:14 池内友次郎(1906-1991):弦楽四重奏のための前奏曲と追走曲(1946)----------クァルテット・エクセルシオ
35:26 平尾貴四男(1907-1953):ピアノ・ソナタ(1948/51)----------入川 舜
56:58 矢代秋雄(1929-1976):ピアノ・ソナタ(1961)----------岡田博美
1:10:52 黛 敏郎(1929-1997):オール・デウーブル(ピアノソロ版)(1947)----------岡田博美

1:21:29 対談 片山杜秀(慶應義塾大学) 野平一郎(東京音楽大学学長)

1:36:31 三善 晃(1933-2013):弦楽四重奏曲第2番(1967)----------クァルテット・エクセルシオ
1:54:35 平 義久(1937-2005):ソノモルフィーI (1970)----------岡田博美
2:06:50 牧野 縑(1940-1992):弦楽三重奏のための「アンテルミッタンス」VI(1987)----------クァルテット・エクセルシオ
2:28:39 丹波 明(1932-2023):弦楽四重奏のための「タタター」II(2012)----------クァルテット・エクセルシオ

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日仏会館創立百周年にあたり、日仏の音楽交流に多大な功績のあった日本の作曲家たちの作品を紹介し、主にピアノ作品と弦楽四重奏曲に限ってほぼ作曲年代順に歴史をたどります。コンサートは、日仏会館創立の前年にフランス留学から帰国した小松耕輔から始まり、1930年代に帰国した池内友次郎、平尾貴四男が続きます。それまでドイツ一辺倒だった日本の音楽教育にフランスのメトードがもたらされました。そうした教育を受けた矢代秋雄、黛敏郎、三善晃の第1世代、またその世代に影響を受けた平義久、牧野縑、丹波明といった第2世代の個性的で異なったアプローチをお聴きいただきます。また会の途中に対談の場を設けて、この1世紀の歩みを振り返ります。

開催日:2024年1月29日(月)
会場:東京文化会館小ホール
主催:(公財)日仏会館、日仏音楽協会
助成:(公財)石橋財団