南谷桂子(パリ17区在住)。在仏フリージャーナリスト

会場

501会議室

主催: 日仏経済交流協会

共催: 日仏会館、 在日フランス商工会議所

参加費: 無料

 

パリ17区で13年前の1999年に始まった隣人祭り(Fête des voisins)。2003年の「欧州隣人デー」の結成を経て今や世界33か国で1200万までもの人々が参加するグローバルなイベントとして世界的な注目を集めています。グロ-バル化の中でローカルなネットワークの重要性が浮き彫りにされ、人と人との共通領域インターフェイスの考え方がソーシャル・キャピタルとして関心を集めています。とりわけ、我が国では東日本大震災を契機に連帯としてのネットワークが見直されています。
パリに本部を置くこの隣人祭りはこのような日本の現状に多くの教訓を与えるくれると思います。
この運動が生まれたパリ17区にお住まいで日本担当の南谷氏に一時帰国の機会をとらえて、この隣人祭りの沿革、現状、展望についてお話いただきます。

終了後、簡単な懇親会を予定。


※ 参加方法: パリクラブウェブサイトのページからお申込みください

こちらから☛ http://www.parisclub.gr.jp/jp/modules/event/event.php?eid=41

定員: 30名


※ お問い合わせなどの連絡先:   このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

 

南谷桂子

ワインと文化社 社長 パリ17区在住。在仏フリージャーナリスト。仏農林水産省・外務省後援『Les Trophées de l’Esprit Alimentaire』 (『食のエスプリ杯』) 委員日本『隣人祭り』最高顧問東京都生まれ。学習院女子高等科卒業後、1974年渡仏。南仏モンペリエ・ポール・ヴァレリー大学文学部修士課程卒、パリ・オートクチュール組合養成学校卒。「伊藤忠ファッションシステム」パリ駐在員を経て1994年『ワインと文化社』をパリに設立。日本と仏の食文化・社会・教育・芸術を見続けてきた経験をもとに執筆活動・講演を行う。2008年にはパリ発祥の市民参加型イベント『隣人祭り』を日本に紹介。人と人が出合い、つながり合い共生していける新しい価値観の社会を構築しようと積極的な活動を行っている。日本における『隣人祭り』最高顧問。