草野いづみ(帝京大学)、上田美香(東洋大学)、鈴木美奈子(一橋大学)、ロラン・プフェフェルコルン(ストラスブール大学)、林 陽子(弁護士・国連女性差別撤廃委員会前委員長) 司会 吉川佳英子(京都造形芸術大学)、 佐藤朋子(関東学院大学)、 棚沢直子(東洋大学) 総合司会 木村信子(明治大学)

会場

日仏会館ホール

定員

130

言語

同時通訳あり

主催

日仏女性研究学会

共催

(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所

参加登録

日仏女性研究学会  cdfjf.info@gmail.com  

いま、社会格差は世界中に広がっている。その原因でもある排除の問題は、労働市場だけでなく、教育や住居の問題など、ほぼいたるところに見られる。排除された者たちは、日々貧困と闘っている。貧しいなかでも最も貧しいのは、いつの時代も女性である。たとえば日本では、母子家庭における貧困は母から子へと連鎖し、深刻な問題になっている。フランスでも同じ傾向が見られるのか。また男性の場合、急激な格差はどのように広がっているのか。貧困に対して、とりわけ女性の貧困に対して、どのように支援し解消していけるだろうか。さらに、女/男、女/女、男/男の間の格差はどうなっているのか、日仏比較を通して考えたい。

 

 

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プログラム

1.日本における女性の貧困―統計から出発して

2.母と子の貧困の実態と課題―10代母親の調査研究から

3.<境界>に生きる―フランスの移民・難民女性の排除と同胞コミュニティ

4.フランスにおける女性の貧困―統計の分析

5.・貧困の原因としての差別―女性差別撤廃条約が目指す女性の経済的エンパワメント ・国連女性差別撤廃委員会によるフランスでの審査(2016.7)

6.ラウンドテーブル