建築の歴史というと、建設年代に注目して、その時代の特徴をロマネスク、ゴシック、ルネサンスなど「様式」という観点から語るのが一般的です。しかし建築は、建設された後も長い時代を生き続け、その時代変化に応じて生き続けてきたものでした。本講演では『時がつくる建築―リノベーションの西洋建築史』(2017年サントリー学芸賞受賞)という著書で論じた内容をもとに、建築のアフターライフとでも呼ぶべき時間変化について、フランスの歴史的建築を中心に、再利用・再開発・文化財という観点からお話ししたいと思います。
講師 加藤耕一(東京大学)
日仏会館ホール
130
一般 1.000円, 学生 500円、 日仏会館会員 無料
日本語
(公財)日仏会館
建築の歴史というと、建設年代に注目して、その時代の特徴をロマネスク、ゴシック、ルネサンスなど「様式」という観点から語るのが一般的です。しかし建築は、建設された後も長い時代を生き続け、その時代変化に応じて生き続けてきたものでした。本講演では『時がつくる建築―リノベーションの西洋建築史』(2017年サントリー学芸賞受賞)という著書で論じた内容をもとに、建築のアフターライフとでも呼ぶべき時間変化について、フランスの歴史的建築を中心に、再利用・再開発・文化財という観点からお話ししたいと思います。