藤木徳彦(日本ジビエ振興協議会代表)、ドミニク・コルビ(ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン エグゼクティヴ・ディレクター)、佐野正人(JR東日本フードビジネス株式会社)、山本泰(東京大学総合文化研究科教授)、司会進行: 池村俊郎 (日仏メディア交流協会副会長) 

会場

日仏会館ホール

主催 日仏メディア交流協会


協賛 日本ジビエ振興協議会

 

会費 1,000円(「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」への寄付としてお願いいたします。)

主催 日仏メディア交流協会


協賛 日本ジビエ振興協議会

 

 

日仏メディア交流協会(会長:磯村尚徳)では、ジビエ料理の振興を通じ里山の鳥獣被害を防ぎ、合わせて地産地消によって地域おこし運動につなげよう と尽力する藤木徳彦氏ほか関係者を招き、下記のようにシンポジウムを開催します。フランスでは狩猟鳥獣肉を使うジビエ料理は季節の訪れと、自然の恵みの シンボル。日本では調理法などが普及していないため一般的ではありませんが、シカやイノシシ等による農作物被害の広がりでフランスのジビエ料理に対する関 心が高まろうとしています。そこで著名シェフ、ドミニク・コルビ氏に本場フランスにおけるジビエの現実を紹介してもらうとともに、食文化に詳しい社会学 者の東京大学教授、山本教授にコメンテーターとなっていただきます。

またシンポジウム終了後、藤木・コルビ両氏の日仏シェフが腕をふるい、ジビエ料理の何点かを用意していただきます。ワインとともにジビエの試食を楽しむ特別イベントです。

会費 1,000円は建築家、安藤忠雄氏らが立ち上げた「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」への寄付としてお願いいたします。ご参加をお待ちします。

 

 

パネリスト:

―藤木 徳彦氏(長野・蓼科オーベルジュ・エスポワール オーナーシェフ、

日本ジビエ振興協議会代表)

「ジビエ料理で環境保護に立ち上がった経緯と現状」

―佐野 正人氏(JR東日本フードビジネス株式会社、営業戦略本部商品開発部部長)

「エキナカへ進出したジビエ」

―ドミニク・コルビ氏(東京・銀座レストラン・ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン、シェフ)

「フランス人シェフの視点から、仏日におけるジビエ料理を囲む現実」

―山本 泰氏(東京大学院総合文化研究科教授)

 司会進行 : 池村 俊郎氏(日仏メディア交流協会副会長)  

 


【プロフィール】


藤木 徳彦
オーベルジュ・エスポワールのオーナーシェフであり、日本ジビエ振興協議会の代表。

地元食材を使用した料理教室、食育講座・大学などの講師を務め、
2008年農林水産省の定める「地産地消」の仕事人に認定される。
◇佐野 正人
JR東日本フードビジネス株式会社、営業戦略本部商品開発部部長。
JR東日本では鉄道ネットワークを活かしたヒトとモノの循環を目指し、「地域再発見プロジェクト」を推進。
プロジェクトでは過去3年に渡り上野駅を始め主要な各駅で「産直市」を開催。


ドミニク・コルビ
ル・シズィエム・サンス・ドュ・オエノン、エグゼクティヴ・ディレクター。
1991年ラ・トゥールダルジャン、ニューオータニ店料理長に就任。
2003年よりル・シズィエム・サンス・ドュ・オエノンにて現職。2007年、農事功労章シュバリエを受章。


山本 泰
1996年より東京大学教養学部教授。
社会調査・現代社会論を専門とし、被災地の復旧・復興のプロセスやボランティアの役割などについて研究を重ねる。