会場

ギャラリー

主催

(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所

協力

明治大学/クリスチャン・ポラックコレクション、川島瑞枝、(株)セリク

ノエル・ヌエット(1885-1969)は、ブルターニュに生まれ、幼少期から広重の浮世絵に親しむ。詩人、画家、歴史家、文学博士。1926 年、40 歳のときに来日、以後1962 年
まで36 年間にわたり日本に滞在する。その間、永井荷風や与謝野晶子、石井柏亭らと交流した。広重が描いた江戸の姿を留める場所を探し、東京の高台、ビルの屋上、有名な橋からの眺めを題材に、万年筆によるスケッチ集を出版。やがてそれらのスケッチは浮世絵版画となり、「広重四世」と呼ばれるようになった。1937 年には『東京 古い都・現代都市』と題したスケッチ集が、日仏会館から出版された。