パトリック・ブシュロン教授が健康上の理由で来日できなくなりました。
したがって10月23日(水)の講演会「レオナルドとマキアヴェリ」は中止いたします。
10月26日(土)の春秋講座はパネルディスカッション形式で実施します。詳しくはこちらのページをご確認ください。
「モナリザ」の芸術家と「君主論」の政治思想家は年の差こそあれ16世紀はじめの戦乱の北イタリアに生きた同時代人ですが、二人の出会いを物語る史料は残されていません。ルネッサンス期のイタリア都市を専門とする歴史家が、1502年6月ウルビノのチェーザレ・ボルジアの宮殿で出会った二人の天才の隠された影響関係を明らかにします。『レオナルドとマキアヴェリ』(Verdier, 2008)は実証性を無視して想像力で書かれたフィクションではない、しかし歴史と文学の境界線を探る試みだというブシュロン教授の来日第一講演です。
パトリック・ブシュロン:1965年生まれの歴史家、2015-16年よりコレージュ・ド・フランス教授、「13〜16世紀の西ヨーロッパにおける権力の歴史」講座担当。著書多数なるも邦訳はまだない。2019年度日仏会館春秋講座の招聘講師として初来日。
日仏会館のイベント等活動は、個人会員・賛助会員の皆様のご支援で成り立っております。