「民衆画の世界」と題して、フランス、日本、中国の3部構成で展示します。フランスについては、19世紀後半から20世紀前半にかけてのエピナル版画(ビゴー作品を含む)ばかりでなく、カテキズム(公教要理)で用いられた宗教画などです。日本については、代表的な大津絵ばかりでなく、寺社のお札、宝印、小絵馬などをご覧いただきます。中国については山東省濰坊・楊家埠、河南省開封、朱仙鎮、また陝西、四川の年画を予定しています。3地域の類似点と相違点を考察します。
関連シンポジウム: 2月19日(土)、20日(日)「民衆画の日仏比較—エピナル版画と大津絵を中心として」