【報告者】原 聖(青山学院大学)、久野俊彦(東洋大学)、坂内徳明(一橋大学名誉教授)、三山 陵(日中藝術研究会)、湯浅淑子(たばこと塩の博物館)、畑山康幸(東アジア現代文化研究センター)、新江利彦(東京外国語大学)、上田あゆみ(一橋大学)
【討論者】久野俊彦、クリストフ・マルケ、坂内徳明、三山 陵
【司会】原 聖

会場

オンライン

定員

50

言語

日本語

主催

科研「民画東西比較」研究会

共催

(公財)日仏会館

お問合せ

原 聖 メール: mingatouzaihikaku@gmail.com

参加登録

 

■本シンポジウムは日仏会館ホールで開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染状況に鑑み、オンライン開催に変更となりました■

 

■クリストフ・マルケ氏はご都合によりシンポジウムに参加できなくなりました。ご了承くださいますようお願いいたします。

 

民衆画・民衆版画についてはフランスではエピナル版画が有名ですが、日本では大津絵や浮世絵版画がよく知られています。本シンポジウムでは、この日本とフランスの比較を中心としつつ、19世紀から20世紀前半にかけてのエピナル版画の、ロシアを含めたヨーロッパ諸国への広がりを検討し、中国の年画や韓国・ベトナムの民画といった、東アジアにおける民衆画と日本の大津絵・浮世絵版画などとの類似点・相違点を分析します。その上でヨーロッパと東アジアの比較を試みます。

 

画像 《煉獄の魂の救済》

 

<注意事項>

※開催日により開始時刻が異なりますのでご注意ください。

・2月19日(土) 13時~17時30分

2月20日(日) 9時30分~17時30分

 

<プログラム>

2月19日(土)

1部 シンポジウムの概要 司会 坂内徳明

13時―1415分 原聖「民衆画の世界、東西に共通するもの」

 

2部 日本の視点 司会 三山陵

1415分―1515分 久野俊彦「日本の民衆画の諸相」

1515分―1530分 休憩

1530分―1630分 湯浅淑子「実用的な浮世絵について」

1630分―1730分 クリストフ・マルケ「大津絵から見た民画の世界」

 

2月20日(日)

3部 東アジアからみる 司会 久野俊彦

930分―1030分 三山陵「中国民間版画の意味と役割」

1030分―1130分 畑山康幸「朝鮮民画研究の新潮流」

1130分―1230分 新江利彦「チャムの民画バニン:そのベトナム民画における位置」

 

1230分―1330分 休憩

 

4部 欧州から考える 司会 原聖

1330分―1430分 坂内徳明「騎士物語 ロシアへ」

1430分―1530分 上田あゆみ「20世紀初頭におけるメディアとしてのエピナル版画と日本イメージの創出――ジョルジュ・ビゴー作品から――

15301545分 休憩

 

5部 東西比較総合討論 司会 原聖

1545分―1730分 討論者、久野俊彦、クリストフ・マルケ、坂内徳明、三山陵 

 

<関連企画>

展示「民衆画の世界」

日時 : 2月17日(木)~23日(水)10時~18時(最終日は17時まで)

会場 : 日仏会館ギャラリー

 

 

日仏会館のイベント等活動は、個人会員・賛助会員の皆様のご支援で成り立っております。