【演奏者】東 誠三(ピアノ)、駒井ゆり子(ソプラノ)、三ツ石潤司(ピアノ)
【解説】 鈴木啓二(東京大学名誉教授)、野平一郎(東京音楽大学)

会場

日仏会館ホール

定員

70

参加費

一般3,000円、学生1,500円、主催団体会員2,000円

言語

日本語

主催

(公財)日仏会館、日仏音楽協会

協力

(公財)石橋財団

参加登録

【チケット販売開始日時】

・主催団体(日仏会館、日仏音楽協会)会員チケット:5月24日(火)正午より

・一般チケットおよび学生チケット:5月25日(水)正午より

 

 

※お申し込み方法についてはこちらのページをご参照ください。

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【当日は必ずチケットをご用意ください】
●Peatixアプリをスマートフォンに入れている方
Peatixでお申し込みをしたチケットは、Peatixアプリ(無料)に表示されます。紙のチケットは発行されず、スマートフォンがそのままチケットとなります。イベント当日は、Peatixアプリにチケットを表示させ、受付にてご提示ください。
▶︎Peatixアプリでチケットを確認し、表示させる方法(iPhoneの場合)
▶︎Peatixアプリでチケットを確認し、表示させる方法(Androidの場合)

 

●スマートフォンでアプリをダウンロードできない方、パソコンをご利用の方
Peatixのウェブサイト上でチケットをご確認ください。イベント当日は、パソコンから印刷したチケットを受付にてご提示ください。

 

※新型コロナウイルス感染症の感染状況により、開催方法を変更する場合があります。最新情報は(公財)日仏会館ウェブサイトにてご確認ください。

 

 

【ご来場に際してのお願い】
次の方は来場をご遠慮ください
・37.5℃以上の発熱がある方
・新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者の方
・咳、呼吸困難、全身倦怠感、 咽頭痛、倦怠感等の症状のある方

 

【ご協力のお願い】
・ご来館時はマスクをご着用ください。
・日仏会館入口、ホール入口にて、非接触での検温、体調等を確認させていただきます。その際、上記と同様の症状がある方は入館をお断りいたしますので、ご了承ください。
・咳エチケットにご協力ください。

 

 

 

 

 

写真 (左から) 東誠三© Ariga Terasawa、駒井ゆり子、三ツ石潤司

 

 

 

 

 6月18日(土)、19日(日)に開催される日仏シンポジウム「ボードレール 詩と芸術」の関連イベント。コンサート前半では、ボードレールが自らの作品の源泉とした音楽(ウェーバー、ヴァーグナー、リスト、ピエール・デュポン)を、後半では、ボードレールの作品を源泉とした音楽(デュパルク、フォーレ、ドビュッシー、セヴラック)を聴いていただきます。前半で演奏される民衆詩人ピエール・デュポンの歌謡3曲は、フランスでもほとんど演奏されることがありません。本コンサートは、ボードレール作品と音楽とをめぐる、多様で豊かな関係を知っていただく、絶好の機会となるでしょう。

 

 

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■関連イベント 日仏シンポジウム「ボードレール―詩と芸術―芸術照応の魅惑 5」
6月18日(土)6月19日(日)

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フライヤー

 

コンサート参考資料

 

 【プログラム】

I. ボードレールが源泉とした音楽

 カール・マリア・フォン・ウェーバー 『舞踏への招待』 作品65

 リヒャルト・ヴァーグナー フランツ・リスト編曲 歌劇『タンホイザー』より「巡礼の合唱」 S.443

 リヒャルト・ヴァーグナー 歌劇『ローエングリン」より 第一幕への「前奏曲」

 リヒャルト・ヴァーグナー フランツ・リスト編曲 歌劇『ローエングリン』より 第三幕への「前奏曲」 「祝典と結婚式の歌」 S.446/1

 フランツ・リスト 「ハンガリー狂詩曲第2番」 S.244/2

   –––––––––––––東 誠三(ピアノ)

 

 ピエール・デュポン 『歌と歌謡』より 「牛たち」 「労働者の歌」 「諸国民の歌」  

   –––––––––––––駒井ゆり子(ソプラノ)、三ツ石潤司(ピアノ)

 

休憩

 

II. ボードレールを源泉とした音楽  

 アンリ・デュパルク  「旅への誘い」

 ガブリエル・フォーレ  「秋の歌」  「身代金」

 クロード・ドビュッシー  『ボードレールの5つの詩』より 「噴水」

 デオダ・ド・セヴラック  「梟」

   –––––––––––––駒井ゆり子(ソプラノ)、三ツ石潤司(ピアノ)

 

 

プロフィール

 

©Ariga Terasawa

東 誠三(ビアノ)

 本格派ピアニストとして、真摯なアプローチから生まれる洒脱な音色と生命力あふれるダイナミズムによって、常に高い評価を得ている。

 1962年生まれ。スズキ・メソードでピアノを始め,東京音楽大学付属高校から東京音楽大学に進み、井口愛子、野島稔、中島和彦の各氏に師事。1983年、第52回日本音楽コンクール第1位。同校卒業と同時に、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学し、J・ルヴィエ氏に師事する。日本国際、モントリオール(カナダ)、カサドシュ(アメリカ)、ポッツォーリ(イタリア)など、数多くの国際コンクールに優勝・入賞し、演奏活動に入る。これまでに、ヨーロッパ、北米、中国でリサイタル、オーケストラと共演。国内ではそのスケールの大きな演奏によりN響、読売日響、日本フィル、東京都響、大阪センチュリー響、名古屋フィル、仙台フィル、神奈川フィル、九州響、山形響、オーケストラ・アンサンブル金沢など、主要オーケストラにソリストとして招かれ、好評を博す。

 98年には、「ショパン 24の前奏曲」の演奏で“この弾き手にしかできないゆるぎない解釈”との高い評価を受け、第24回ショパン協会賞を受賞。

 ソロ活動の一方、室内楽にも強い意欲を示し、東京フィルコンサートマスター、三浦章広(Vl)、N響首席、藤森亮一(Vc)と結成した「ボアヴェール・トリオ」での活動をはじめ多くのソリストたちと共演し、絶妙なコラボレーションを聴かせている。2008年より2012年にかけて、全8回のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会を開催。201211月には、ジュネーヴ国際音楽コンクール・ピアノ部門の審査員に招かれた。

 CDは、リスト・ピアノ曲集、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズのライブ録音などを、エプソン・クラシックCDコレクションとしてリリース。いずれもレコード芸術誌にて特選盤、準特選盤に選ばれるなど、高い評価を受けている。また「前橋汀子~ヴァイオリン名曲100選」(ソニーミュージック)をはじめ、共演盤も数多い。

現在は、活発な演奏活動に加え、東京藝術大学教授を務める他、東京音楽大学客員教授、スズキ・メソード特別講師として、後進の指導も行っている。

 

 

駒井ゆり子(ソプラノ)

 東京音楽大学オペラコース卒業、同大学院オペラ課程修了。二期会オペラ研修所を優秀賞、奨励賞を得て修了。パリ・エコール・ノルマル音楽院にてコンサーティスト課程を声楽科と室内楽科で審査員満場一致、及び審査員の称賛付きを得て取得し首席で修了。

 東京音楽コンクール第2位、国際ベルヴェデーレオペラ・オペレッタコンクールオペラ部門日本代表、及び盛岡賞、ヴェローナ国際オペラコンクール『ドン・ジョヴァンニ』(ドンナ・アンナ)日本代表、国際フランス声楽コンクール審査員特別賞、トゥールーズ国際フランス歌曲コンクール最優秀ピアノ声楽デュオ賞を受賞。

 マーラー『復活』、ベートーヴェン『交響曲第9番』、メンデルスゾーン『エリア』、ハイドン『四季』、バッハ『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲』等のコンサートソリストとして 東京交響楽団、東京都交響楽団、日本フィルハーモニー、群馬交響楽団等と共演する他、 サントリーホールや東京文化会館、パルテノン多摩主催のオペラに数多く出演。

文化庁海外派遣研修員(パリ)。

日本フォーレ協会会員。

二期会フランス歌曲研究会運営委員。二期会会員。桐朋学園芸術短期大学、桐朋学園大学音楽学部、同大学院講師。 

 

 

三ツ石潤司(ピアノ)

兵庫県生まれ。東京藝術大学作曲科卒業、同学大学院博士課程(音楽学)単位取得。アンリエット・ピュイグ=ロジェ女史にコレペティツィオン、伴奏を学ぶ。その後1988年よりウィーン国立音楽大学に学び翌1989年より教育科、作曲指揮科講師を経て、同学で初めてのアジア人声楽科専任講師としてリート・オラトリオ科でエディット・マティス教授のアシスタントなどを務める。その傍らウィーン(国立歌劇場オペラ研修所)、パリ(オペラ・コミック、シャトレ)を始めヨーロッパ各地の劇場や音楽祭でコレペティートア、またロームミュージックファンデーション主催の音楽セミナー(指揮指導小澤征爾氏)講師として活躍した。

2008年に帰国し、日本各地でコレペティートア、伴奏者、作曲家として活動。特にバリトン河野克典氏、浜田理恵氏との共演は数多い。作曲家としては音楽遊戯「アリスの国の不思議」の制作初演(東京・兵庫2016、翌年沖縄にて再演)また東京混声合唱団委嘱の「祈り―2016」(東京2017)は好評を博した。

武蔵野音楽大学教授を経て現在東京藝術大学准教授として後進の指導にあたっている。

長年の功績に対して2009年にオーストリア共和国功労金章受章。

 

 

 

 

 日仏会館のイベント等活動は、個人会員・賛助会員の皆様のご支援で成り立っております。