2014年、四国八十八ヶ所霊場は1200年を迎えました。弘法大師と共に大きな曼荼羅の上を歩き続けるお遍路さんの目的は何でしょうか。五日間立つと、いくつかの難所を乗り越えた後、違う世界に入るという気がしてきます。夢中になってやめられなくなるお遍路さんがけして珍しくありません。その依存は「四国病」や「四国ボケ」とも呼ばれています。初心者とベテランの微妙な違いを紹介した後、自己体験を基にお遍路をするうちに人間がどのように変わっていくのか分析いたします。この講演を通じて、皆さんも歩きながらの瞑想はいつの間にか「内観」に変わっていくという貴重な体験を感じ取って頂ければ幸いです。
四国夢中人の四国とフランスの文化交流事業
2008年から現在まで実施してきた四国とフランスの文化交流事業(四国遍路・茶の湯・盆栽・俳句等)を紹介します。